コンセプトを決めるまで

契約した物件の概要は、1FとB1のメゾネットタイプ。広さはあわせて60平米くらいです
B1には2ヶ所のパティオがあって採光が可能。
1Fにも庭があり、ありがたいことに隣のマンションの広い庭と塀を境につながっておりかなり視界が広いです

構造はRC。コンクリート打ちっ放しの家が実現できるとあってウキウキです。
一軒家で検討していたときには、木造に比べ高くつくので予算的にあきらめていたとこもあり、ここも決め手でした。

コンセプトは、開放感のあるデザインホテルでしたね。狭い部屋の中でも明るくのびのびと生活したいという思いです。
そしてホテルや空港のラウンジなどのラグジュアリーで大人なインテリアにしたいと思いました。

お手本としたのはコペンハーゲンの空港や六本木ミッドタウン、DEAN&DELUCAでした。というか自分が好きな場所ですが
モダンデザインや良質なマテリアル、シンプルで明るく開放的な空間など、そこにいるだけで幸せになれます。

マテリアルはコンクリートウォールナット、ステンレス。これに黒のマテリアルを入れる組み合わせが好きなのです。
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開放感というところでは、隣のマンションの庭まで抜ける景色を切り取る窓はめいいっぱい大きくしたいと思いました。

壁のない空間で、階段もシンプルで浮遊感のあるもの、トイレ・バスと部屋はガラスで仕切るようにして広がりをもたせたいと考えました。このへんは渡辺篤の建物探訪を2年以上愛視聴しイメージは固まってました。

そんなこんなで建築家さんとの最初の打ち合わせからかなりつっこんだ議論が始まるわけです。